Étincelle

30代で乳がんになったうるーのきらめく人生にするためのブログ

【乳がん】化学療法後に月経が再開しない場合の疑問を調べてFSHとE2を検査して悩んでる間に再開しました。

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抗がん剤をするとほとんどの方の生理が止まる可能性があると聞きました。抗がん剤治療後、40歳未満の方は大方戻るようですがその場合、ホルモン感受性が陽性の場合の月経再開は好ましいのでしょうか。

私は、化学療法後に無月経となったためにホルモン療法は今のところタモキシフェン単独となっています。ホルモン療法は閉経前と閉経後では使うお薬が変わってきますが、化学療法後に無月経期間が長く続いた場合は閉経と判断されるのでしょうか?もしくは無月経状態でエストラジオールが高値の場合もあるのでしょうか?

※個人の体験になりますのでそれぞれの状況と異なることもあることをご了承くださいませ。

化学療法誘発無月経とは?

抗がん剤によって誘発される化学療法誘発性無月経は、化学療法開始以後1年以内に生じる3ヶ月以上の無月経と定義されます。 その発生頻度は患者さんの年齢、抗がん剤の種類、抗がん剤の投与量に左右されると考えられており、20%から100%の患者さんに発症するといわれています。

出典元:がん・膠原病治療と妊よう性の関係|特定非営利活動法人日本がん・生殖医療学会

抗がん剤によって卵巣が攻撃を受けて機能不全となったため、無月経になったことが想像できます。私の化学療法のレジメンはTCでしたので、このCの部分のシクロホスファミド(エンドキサン)が影響しているようです。

化学療法誘発性無月経となんだか重々しい名前がついていることもあって、同時期に化学療法をした方や私より後に化学療法をしたが続々と月経が再開しているのを聞いても私には全然やってくる気配がなかったので、少し悲しかったです。個人的には年齢的にもラストケモから3年くらいは様子見期間だと思っていましたが、1年を過ぎたあたりからはやはり心配になりました。

無月経でもタモキシフェンのみの服用で良いの?

(5)化学療法誘発性無月経

閉経前ER陽性乳癌に対して内因性のエストロゲンレベルを低下させることは,その治療効果にとって重要である。周術期化学療法で使用する薬剤の一部には卵巣機能抑制を誘導するものがあり,その治療効果は化学療法による直接的な細胞障害活性に加えて閉経誘導による内分泌療法としての意義が加わる。化学療法にて一時的に閉経が誘導されても,アロマターゼ阻害薬の投薬により卵巣機能の回復が認められる場合がある。そのままアロマターゼ阻害薬を単独に使用した場合予後不良となる可能性があり慎重に対応する必要がある。

出典元:総説 初期治療|日本乳癌学会 乳癌診療ガイドライン

化学療法前に閉経前で化学療法後に無月経となっても卵巣機能が残っている可能性があるので容易にアロマターゼ阻害薬に変えない方が良いということでしょうか。

最初に目指すべきタモキシフェン服用期間は5年、私の場合その5年をプラスしても一般的に閉経すると言われる年齢までは至らないので化学療法で無月経状態であれば基本的にはタモキシフェン一択というところでしょうか。

術後の治療方針で提案された内容は、抗がん剤に加えてタモキシフェン(5年~10年)+LH-RHアゴニスト製剤(3年~5年)とのことでした。ということは化学療法により一時的に閉経状態が誘発されたとなれば、LH-RHアゴニスト製剤の3年~5年から月経再開までの無月経期間を単純に差し引いて良いのでしょうか(・・?

あっちが解決すればこっちが疑問になります。きっとずっとこんな感じで5年、10年過ごすのでしょうね。

化学療法後、私の女性ホルモンどうなっているの?

あまりにも月経が再開しないので前回の乳腺外科2年検診の際、先生にラストケモから1年半をとっくに過ぎているのに再開しない旨を相談しました。病状的には再開しない方が良いのでしょうが、髪や肌をつやつやにしてくれる美人ホルモンと言われるエストロゲンがきちんと出ているのか気になるところです。

FSH(卵胞刺激ホルモン)とE2(エストラジオール)を調べてみた

妊孕性がどうのこうのというより、どうなっているのか知りたかったのでタモキシフェンを飲んでいてもエストラジオール値を測れるか伺ってみたところ、FSHE2の数値を検査して頂けることになりました。この数値が閉経したかどうか判断できる材料になります。もしくは、月経は再開していないけどエストラジオールが高値をたたき出した場合はLH-RHアゴニスト製剤を併用するか新たな選択がでてくる可能性がありますが、エストラジオールを下げたい希望があればLH-RHアゴニスト製剤を併用することもできるけど、今の考えだと月経が再開していなければタモキシフェン単独になるようでした。

FSHとE2を調べてみた結果、若干FSHが高値かなーって思いましたがどちらもまずまず普通の数値でした。エストラジオールに関しては排卵期並みに出ていました。また、FSH、E2共に閉経数値ではなくE2も高値ではなかったためこのままタモキシフェン単独ということで先生とは一旦話がつきました。この先のホルモンについて解明したければ婦人科領域になるようでした。

月経再開と予兆

後から考えると様々な予兆がありました。

ラストケモからどのくらい?

1年8ヶ月

早く戻りすぎるのも考えものですし入院中に生理の心配するのも嫌だったので、インプラント入れ替え手術が終わるまでは来なくて良いかなぁーとも密かに思っていました。そしたら、退院後1ヶ月ちょっとで訪れました。二次二期再建なので同時再建の方より時間はかかっていますが、なんと優秀な体なのでしょう。

基礎体温

普通の体温計だし朝起きてすぐじゃないのですが、いわゆる基礎体温なようなものを毎朝測っていました。ラストケモから長い間、低温期・高温期と綺麗に分かれることもなくグラフでみるとジグザグの状態がかなり続いていました。その後、低体温期かなーとういう体温がだいぶ続いて低体温期から0.2~0.3上がる体温が10日ほど続いたのちまた下がりほどなくして月経が再開しました。

お腹が張る、脚が浮腫む

酸化マグネシウムもセンノシドも効かず、ガスがたまってるわけではないのにお腹がパンパンに張ってて苦しかったです。お腹もぜんぜん空きませんでしたが、体重は微動だにしなかったです。ふくらはぎが浮腫み、そういえば生理前はそんな感じだったなーと遠い昔を思い出しました。

 まとめ

化学療法の結果、無月経になっても閉経の有無はホルモン値(FSH、E2)を測ってみないと分からないようです。無月経期間が長かったのですが、E2は調べたことがなく見てみかったので今回初めて検査をお願いしました。

このままタモキシフェン単独にするのか?E2を検査するのか?AIに移行することはしないでしょうが、LH-RHアゴニスト製剤を追加するのか?生理が再開するまでもうしばらく様子をみるのか?未知の世界の疑問がありました。そして、エストラジオール値の結果を踏まえてタモキシフェン単独で行こうとなった翌日に生理が再開しました。(笑)

化学療法後なかなか生理が戻らなかったので、たくさん調べましたがあまり情報が出回ってないなというのが印象的でした。タモキシフェンとエストラジオールについてもまだまだ神秘に包まれているようです。なければないで楽なのですが、やはり女性にとって月経など女性ホルモンにまつわることはいくら治療優先とはいえ、センシティブな部分でもありますし今後、健康な細胞は傷つけずがん細胞のみ攻撃してくれるような時代が訪れることを期待したいです。