先日の乳腺外科受診の際に先生に聞いたことのうち2つ目です。
それは以前から調査をしておりましたオーソライズドジェネリックである「DESP」に変更したい件です。
※個人の体験になりますのでそれぞれの状況と異なることもあることをご了承くださいませ。
タモキシフェンのオーソライズドジェネリックとは
おさらいになりますのでこちらの記事をどうぞ。
タモキシフェンをオーソライズドジェネリックにしたい
オーソライズドジェネリックがでますよーっというプレスリリースから情報を追いかけていて把握していたので、あとは先生に「YES!」と言ってもらうだけでした。
「DSEP」は2019年6月14日に発売になっていますが、前回の乳腺外科の受診直後に発売になりましたので既に変更されている方からは出遅れてしまいましたが、ついに手に入れました。
第一三共エスファ「DSEP」
タモキシフェンをもらってきたらまず行う儀式。(笑)
「DSEP」はブルーです。のみ忘れないように、月ごとに分けて日付を記入して半分にハサミを入れて袋に入れるお仕事です。
パッケージ
シートの固さは「DSEP」は少し柔らかく圧をかけると曲がってしまいます。そんな方はあまりいらっしゃらないと思いますが、ミニバッグにぎゅうぎゅうに詰め込んで持ち帰ると変形してしまうかもしれません。(笑)
薬のサイズ
まだ「MYL」のタモキシフェンが残っているので開けていませんが、添付文書を確認するとどうやら「MYL」のものより少し大きそうです。当然ですが、こちらは先発の「ノルバデックス」と同じサイズです。あと異なるのは、表面に刻印されている文字でしょうか。
薬価
調材料などもろもろありますが、単純にタモキシフェンの薬価だけで比較してみます。
一目瞭然ですが、「DSEP」は薬価が抑えられることになります。
製薬会社 | 販売名 | 薬価 | |
---|---|---|---|
先発 | アストラゼネカ | ノルバデックス錠20mg | 260.5円 |
現在服用GE | マイラン | タモキシフェン錠20mg「MYL」 | 162.8円 |
AG | 第一三共エスファ | タモキシフェン錠20mg「DSEP」 | 56.8円 |
添加物
こちらも添付書類にて念のため確認しましたが、先発の「ノルバデックス」と同様でした。
まとめ
タモキシフェンについては現在、病院の門前薬局にて調剤していただいているので事前に「DSEP」を取り扱う予定はあるか確認していましたが、待たされたり二度手間になるのが嫌だったので、改めて調剤薬局の受付で第一三共エスファのAGに変えてほしいと申し出ました。
ところが…いろいろスムーズにいかずなんというかスッキリしない感じでした。残念。
薬のことは薬のプロに聞きたいので、知識も豊富で患者に寄り添ってくださる薬剤師さんを希望したいのです。私は、主治医にしか答えられないことや主治医に答えて欲しいこと以外は他の方(薬剤師さん、看護師さん、他の科のドクターなど)に聞くことにしていますが、他の方にも主治医同様相性のようなものもあるのかもしれませんね。
さて、「DSEP」を手に入れましたが、まだ以前のタモキシフェンを消化中なのでAGの服用開始には至っておりませんが一番気になるのは副作用の出方ですよね。
こればかりは体験してみないと分かりません。これからどのように変化するのか?はたまた変化しないのか?乞うご期待ですね。
あ、タモキシフェンとリュープリンの副作用については次回のブログで…!
タモキシフェン10年と言われている時代、薬価は抑えられることに越したことはありませんが、何はともあれタモキシフェンが効いていることを願うばかりです。
タモキシフェンの効果測定が臨床で出来るようになって、その対応策も出てくれば良いのですが、それまではタモキシフェンと自分の体を信じるしかなさそうです。