Étincelle

30代で乳がんになったうるーのきらめく人生にするためのブログ

【乳房再建】インプラント(SBI)入れ替え3ヶ月後のMRI検査とブレスト・インプラント関連未分化大細胞リンパ腫(BIA-ALCL)について

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インプラントチェックのための初MRI検査でした。入れ替え手術から約3ヶ月です。

今まで何度かMRI検査をしているので検査着に着替えてなんとかかんとかーぷいぷいぽんっという指示を呪文のように聞き流して「ハイハイ!オッケー!」といざ検査室に向かおうとしたら、あれ?この場所初めてかしら??ハテハテ?になりました。(笑)

最初に乳腺外科で乳房MRIとCTをしたような記憶があるのですが本院でのMRI検査は初めてだったかな?乳腺外科でのMRI検査は別院でがっつりしたし、形成外科オーダーのMRI検査は初めてなのでもしかしたら初めましての場所だったのかも知れません。告知があった当初は訳も分からず言われるがままに検査に次ぐ検査をしていたので覚えていません。脳の衰えとは思いたくありません。(笑)

※個人の体験になりますのでそれぞれの状況と異なることもあることをご了承くださいませ。

ブレストインプラントの術後フォローアップ

6. 症例の経過観察

手術実施患者については、最低10年間は経過観察を行うこと。約 2 年に 1 度 は MRI や超音波検査などの検査を行ってインプラントの状態を確認し、新た な合併症が生じた場合には速やかに日本乳房オンコプラスティックサージャ リー学会教育研修委員会に対して報告を行うこと。

出典元:一般社団法人日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会|使用基準と付帯事項【改訂版】乳癌及び乳腺腫瘍術後の乳房再建を目的としたゲル充填人工乳房および皮膚拡張器に関する使用要件基準

オンコプラスティックサージャリー学会では上記のような基準があり、インプラントに破損など異常がないかを調べるために定期的に検査をします。今回はその初回MRI検査を行ってきました。

MRI検査

いつものごとく心配性なので、日焼け止めだけぬってメイクはせず向かいました。

造影剤なしの乳腺MRIでした。所要時間は15分くらいだったかな。

いつもMRIは眠くなるのに今回は眠れなかったので、やはり初めましての場所かも知れません。(笑)ラジエーションハウスに出てきそうなシュッとしたイケボの技師さんに一通り撮影していただいてサクッと終了しました。同日に形成外科の診療予約をいれていたので顔を作って(メイクをして)エネルギー補給して(腹ごしらえをして)いざ外来へ向かいました。

形成外科受診

テーピング終了

術後3ヶ月経ったので傷あとをきれいに治すために貼っていたテープを自己判断でやめていましたが、念のため形成外科ドクターに診ていただいてOKをもらいました。今見ても傷あとは本当にきれいなのでテーピング頑張ってよかったー!

ブレストバンド継続

私の病院の方針だと術後3ヶ月以降は安静時や就寝時のブレストバンドは不要とのことでしたので、方針に沿って安静時と就寝時はブレストバンドからの解放感を味わっていましたが、私の胸はそう簡単には卒業させてはくれなさそうです。

形成外科ドクターのお見立てによると、まだインプラントが上に上がろうとしているのであと3ヶ月は継続した方が良いとのことでした。ただ、出来ればやった方が良いというレベルなので、これからの季節薄着になるので今日はしない、とか言うのはありで、まだやっていた方が綺麗になるというニュアンスでした。

きれいな胸を作ることに並々ならぬこだわりを持っているドクターですが、一般的な話で進めるのではなく個人を診て判断してくださっているので信頼できます。もちろん、きれいに治したいのでゆるくブレストバンドは継続していきます。

MRI結果

主に水が溜まっていないかチェックしているようでした。

開口一番、「良い子にしてたね!」って言われました。MRIをみればすぐに分かるんですって。(笑)水はインプラントが中で動くと溜まりやすいそうです。だから、ブラとブラストバンドでしっかり固定するように指示されているのですね。今のところ水は溜まっていないので一安心です。

ブレスト・インプラント関連未分化大細胞リンパ腫(BIA-ALCL)について

先日フランスでアラガン社のインプラントが販売停止になった件について。

BIA-ALCLについては以前から言われていましたが、今回フランスで販売停止になったのはCEマークが切れたことを受けてANSMが判断したものです。ただ、すでに症例があるのに安全性を保障するのはなかなかハードルが高いというか無茶ぶりというかなんというか。そして、ANSMはすでに入っているインプラントを抜くようにとは言っていません。そこまでのエビデンスがないからですね。

つまり、患者にとってインプラントはQOLが爆上がりするけど使用を制限するほどエビデンスがないからリスクとベネフィットをよく考えて使ってねというところでしょうか。そして、フランスに関してはエビデンスうんぬんの前に安全であることが証明できないなら使わないよーという判断なのでしょう。

日本では今も手術でインプラントは使っていますが、検査はしっかりしましょうとなっていてフォローアップは少なくとも2年に1回はしましょうとなっています。MRIでチェックしているのはインプラントの表面に水がたまっているかどうかで、溜まっているとその水を検査して悪性だと分かればインプラントとカプセルをとる局所治療で良くなることがほとんどだそうです。ただ、放置し治療の開始が遅れると危険なことになるので定期的な検診・検査でのフォローアップが必要なのです。

それでもどうしてもと言うなら抜くよ!とのことでしたがドクターの話を踏まえて、私の場合のBIA-ALCLになるリスクを考えたら低リスクだと思うので定期的に検査を受けてインプラントの寿命をまっとうするか、新たな再建方法が出てくればその時最善だと思う方法でまた考えていきたいと思います。

まとめ

BIA-ALCLについて私なりに調べて理解・納得した内容になります。そもそも発表されている罹患リスクの数値を高いと感じるか低いと感じるか、一人でも可能性があるならやりたくないという方もいるでしょうし、特にアジアや日本のデータについては一部口頭で伺いましたが、これから集まってくるでしょう。

→日本で初めて症例報告がありました。

ブレストインプラントに限らず整形外科インプラントや歯科インプラント等でも症例報告があると言いますし、結局全てのことにリスクとベネフィットがあるということですね。とはいえ、乳がん以外のがんになる可能性の話だとびっくりしちゃってそのインパクトが強いがゆえにセンセーショナルなイメージを与えてしまうのかもしれないですね。

再建の方法でインプラントを選択した場合は、手術をしたら終わりではなくその後のMRIやエコーなどの維持費がかかります。そしていつかは入れ替え等が必要になりますが私はインプラントを選択して良かったと思っています。なかなか再建された方の胸を見せていただく機会はないかもしれませんが、見て触らせていただけるような乳房再建セミナーもありますし写真がたくさん載っている本もあります。見た目の仕上がりやBIA-ALCLについてもですが「こんなはずじゃなかった」となる前にご自身でしっかり正しい情報収集をされて満足した結果を得られるように願います。

さて、次回は3ヶ月後で画像検査はありませんがインプラントに入れ替えてから6ヶ月検診です。